総二階のローコスト住宅の間取り

参考のプランは36坪4LDKの総二階の間取りです。

ローコスト住宅の多くは総二階というスタイル。

建物をコスト重視で二階に積み上げると
正方形に方眼紙のグリッドに沿った間取りを
1階と2階に積み上げていくのが合理的です。

原価を下げようとして合理的な形状になったのは
悪いことではありません。

複雑になればそれだけの技術と構造計算
雨漏りに対するおさまりも重要になってきます。

最近の気候は特にゲリラ豪雨を代表するように
雨に対して、風雨に対しての対応が必要な状態。

今までになかったような雨量を観測しています。
そのような気象に備えた場合、
できるだけ屋根形状が複雑にならない平面形状。
間取りを作るのが大事になってきます。

ローコスト化=粗悪な家ではなく
ローコスト化=合理的で安全な形状
でもあるのです。



カテゴリー: ローコスト住宅 間取り図,ローコスト住宅ブログ,間取り 4LDK | Tags: , ,




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一級建築士、注文住宅、分譲住宅など住宅の設計を多数手がける。リアルな現場の現状を取り入れて住宅設計に生かす。現在要望の多い間取り図を紹介中。

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